オリンピック2連覇、北京オリンピックでは記憶に新しい4回転アクセルに挑戦、世界の誰もが知るトップスケーターの羽生結弦さんが現役を引退されることが報道されました。
応援をしてきたファンにとっては羽生結弦さんの引退は衝撃的でショックを隠しきれないと思います。
そんな羽生結弦さんの引退について
- 羽生結弦の引退理由5選
- 羽生結弦の引退に対する海外の反応
以上をまとめていきます。
羽生結弦の引退理由5選
羽生結弦さんの会見による本人の声ではなく報道が先走りましたが、
引退理由について考えられる5つをまとめていますので見ていきましょう。
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羽生結弦の引退理由①年齢による限界
引退理由の1つ目は”年齢”です。
プロ選手の寿命はスポーツによって違いますが、フィギュアスケート選手の引退は早い印象です。
4分前後の演技時間の間に、演技を表現しジャンプを何度も行い滑り続けるのは並大抵のことではありません。
ジャンプして着水の繰り返しは身体にはかなりの負担がかかっていて、選手寿命は早くにピークをむかえてしまいます。
心身ともに選手として充実するピークは、女子が15~20歳、男子が19〜24歳くらい、ととても早く、多くの選手は大学の卒業とともに引退してしまいます。
引用元:調整さんwith
日本のフィギュアスケート選手では、高橋大輔さんが28歳、浅田真央さんが26歳で現役を引退しています。
羽生結弦さんは27歳(※2022年7月現在)ですので、引退を考える年齢かもしれません。
羽生結弦の引退理由②度重なる怪我の影響
引退理由の2つ目は”度重なる怪我の影響”です。
羽生結弦さんは競技人生の中で度重なる怪我に悩まされていました。
記憶に新しいのは、北京オリンピック開幕3ヶ月前の練習中での右足の怪我です。
右足関節靱帯損傷。過去5季で3度目となる右足首の古傷で「ほんの少しの衝撃でも、すぐ捻挫になってしまう」「弱い」「もろい」と18年に語ったことがある部位だった。
引用元:日刊スポーツ
- 右足関節外側靱帯損傷
- 三角靱帯損傷
- 右腓骨筋腱部損傷
過去に取り上げられていた怪我の名称ですが、重症であると感じさせられます。
年齢によるピークをむかえ、体力や回復力の低下、古傷による身体に限界がきているかもしれまれません。
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羽生結弦の引退理由③喘息の持病
引退理由の3つ目は”喘息の持病”です。
羽生結弦さんは2歳の時に小児喘息と診断されて、これまで持病とも戦ってきました。
2020年から猛威を振るう新型コロナウイルスの蔓延で、呼吸器に基礎疾患のある羽生選手は周りの環境や、コンディション作りにかなり苦しんでいました。
新型コロナウイルスにより、ブライアン・オーサーコーチのいる拠点のカナダに戻れず、仙台市で孤独な練習を強いられた。リンクと自宅を往復する日々。多くの人が自粛を強いられる中、「好きなスケートをすることにも罪悪感があった」。振り付けを全て自分で決める負担も重かった。新たに挑み始めた4回転アクセルも成功が見通せない。「もう一人でやるの疲れたな。やめようかな」。そのうち、得意のトリプルアクセルまで跳べなくなった。
引用元:東京新聞
2020年のGPシリーズは新型コロナウイルスを理由に欠場しており、コロナ禍で持病による体への影響を懸念しているかもしれません。
羽生結弦の引退理由④4回転アクセルの実現
引退理由の4つ目は”4回転アクセルの実現”です。
羽生結弦さんが『競技スケーターの夢』と語っていた4回転アクセルですが、北京五輪で転倒になりましたが世界で初めて公式認定されました。
競技スケーターとしての人生をかけた最後の夢だと思っているので、すべてをかけてそこにたどり着きたいなと思っています。
引用元:週刊女性PRIME
羽生結弦さんは以前このように語っていましたが、『最後の夢』である4回転アクセルを実現させ、夢の達成をしているのかもしれません。
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羽生結弦の引退理由⑤ライバルの引退
引退理由5つ目は”ライバルの引退”です。
羽生結弦さんの最大のライバルである、北京オリンピックで金メダリストのネイサン・チェンさんの引退が尾を引いているのではないかと考えられます。
これまで羽生選手は、ほかの選手の去就に大きく影響されず、ライバルが引退していく中でも、自分の目標を定めて着実に進化を遂げてきました。ただ、チェン選手に関しては、自分の方がベテランであり、長い時間をともに戦ってきましたから、最強のライバル、そしてモチベーションの源でもあった。彼の不在を非常に残念に思っていることでしょう。
引用元:NEWポストセブン
競技スポーツでは目標に向かっていく上で、ライバルの存在はとても大きく計り知れないです。
そのライバルであるネイサン・チェンさんがこのように語っています。
「僕とユヅは決してライバル関係とは言えない」
引用元:THE ANSWER
熾烈な争いを演じてきた羽生になぜそう語るのか。本音を漏らしたチェンの真意は、もちろんリスペクトがあってのものだ。
「ユヅルは完全にこの競技を別の立ち位置に押し上げたと思う。彼は自分のアスリート形成だけではなく、このスポーツを作り上げた。彼のおかげで、誰もが多大な恩恵を被っているんだ。フィギュアスケート界は彼が成し遂げた全てに対して、間違いなく恩義があるんだ」
「聞いてほしい。もしも、僕が五輪連覇王者だったら、このスポーツから引退していると思うよ。ずっと前にね」「それなのに、彼は前人未到の領域に自分を押し上げているんだ。それは現実離れしているよ」
ライバルであり、お互いをリスペクトしている2人の関係は本当に素晴らしいです。
ライバルの喪失は心境の変化に大きく影響があるかもしれません。
羽生結弦の引退について海外の反応
羽生結弦さんは国問わず世界に多くファンがいます。
引退について海外の反応を見ていきます。
『ついにこの日が来てしまった。』
『結弦のいないオリンピックを想像できない。』
『残りの人生を苦痛を感じながら過ごすよりも、彼には引退してほしい。』
『このまま健康でいてほしいし、コーチや振付師として、あるいはショーを通じて、彼の才能を分かち合う姿が見られるといいな。』『彼が競技に参加するのを生で見たかったな。でも、彼は自分の体に耳を傾けて、引退することを決めたんだ。だから理解するよ。悲しいけれどね。』
引用元:海外の反応
羽生結弦さんの引退は悲しい、寂しいなどの声がありますが、
その反面、引退に対して前向きな声がありました。
羽生結弦さんは、フィギュアスケート競技を長く続けられ、幾度の怪我や困難を乗り越えてこられ心身共に限界まできていると思います。
そんな羽生結弦さんにゆっくりしてほしい、健康でいてほしい、元気な姿でいてほしい、そんな気持ちが感じらます。
ファンはどんな形であれ、羽生結弦さんが笑顔で健康な姿でスケートをしているところ見たいと願っていると思います。
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まとめ
今回は羽生結弦さんの引退についてまとめました。
羽生結弦さんがこれからどんな道を進まれるか気になりますが、
まずはゆっくり休んで、怪我をしっかり治して、今後のことを考えてもらいたいです。
どんな形あれ羽生結弦さんの選んだ道を応援し続けていきます。